はじめに
カスタムフィルタの作成について。
使用バージョン
ParaView 3.12.0
カスタムフィルタの作成
ParaView では、既存のフィルタを利用して自分用のフィルタ "カスタムフィルタ" (Custom Filter) を作ることができる。
ここでは "Feature Edges" を適用するフィルタを作成する。"Feature Edges" は "Extract Surface" が必要なので、ひと手間かかる。これを 1 ステップで適用可能にする。
- ParaView を起動する。
- データを読み込む。
- データに "Extract Surface" を適用。
- "Extract Surface" の結果に "Feature Edges" を適用。ここまでカスタムフィルタを作るための通常のフィルタ適用。
- Pipeline Browser から "Extract Surface", "Feature Edges" の結果を選択する (Ctrl を押しながら選択)。
- メニュー [Tool]-[Create Custom Filter] を選択。
- 名前をたとえば "Feature" に設定する。
- "Extract Surface" を Input として登録 (自動登録されるかもしれない)。
- "Feature Edges" を Output として登録 (自動登録されるかもしれない)。
- Property として "Extract Surface", "Feature Edges" のプロパティを必要な分だけ追加する。ここで設定したものがフィルタの設定ウインドウに出てくる。ここでは "Feature Edges" のプロパティを追加しておけばよいかもしれない。
- Finish ボタンを押す。終わり。
Filters に "Feature" が追加されていることを確認する。また、データに "Feature" を適用したら "Feature Edges" の結果が表示されることを確認する。
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