OpenFOAM v2006 MinGW クロスコンパイル版インストールメモ

2020年10月17日

はじめに

OpenFOAM v2006 MinGW クロスコンパイル版をインストールする。ソルバーのコンパイルなどはできないが、標準ソルバーの範囲で用いるにはこれで十分である。

インストール対象マシン

Windows 10

パッケージの準備

パッケージを こちら (あるいは こちら) からダウンロードする。

インストール

インストーラを起動し、インストールする。C ドライブ直下 ("C:\ESI-OpenCFD\OpenFOAM\v2006") に入れるのがよいと思う。

"C:\ESI-OpenCFD\OpenFOAM\v2006\thirdParty" に MSMPI のインストーラが入っているので、必要ならば実行する。パスは勝手に追加される模様。

並列計算

並列計算時は、mpirun ではなくて mpiexec を用いる。あるいは mpiexec をコピーして mpirun を作ってもよい (blueCFD-Core はそうしている)。

DOS での利用

DOS で利用したい場合は、次のようなバッチファイルを作っておけばよい。

set OPENFOAM="C:\ESI-OpenCFD\OpenFOAM"
for /f "usebackq tokens=*" %%i in (`cd`) do @set wd=%%i
call %OPENFOAM%\v2006\setEnvVariables-v2006.bat
cd %wd%