OpenFOAM 1612+ を Ubuntu 14.04 LTS にインストールメモ2017年4月29日 | |
はじめにOpenFOAM 1612+ をソースコードからコンパイルする。コンパイラには Clang を用いる。 インストール対象マシンUbuntu Desktop 14.04 LTS (x86_64)。OpenFOAM 4.1 をインストール済み。 パッケージの準備パッケージを こちら からダウンロードする。 $ mkdir ~/OpenFOAM $ tar xvzf OpenFOAM-v1612+.tgz -C ~/OpenFOAM $ tar xvzf ThirdParty-v1612+.tgz -C ~/OpenFOAM ~/.bashrc に以下を追加。 . ~/OpenFOAM/OpenFOAM-v1612+/etc/bashrc 端末を再起動する。"foam" と打って $WM_PROJECT_DIR (OpenFOAM のディレクトリ) に移動できれば OK。 コンパイル設定ファイルを編集。 $WM_PROJECT_DIR/etc/bashrc #export WM_COMPILER=Gcc export WM_COMPILER=Clang ... export WM_MPLIB=SYSTEMOPENMPI <-- 確認 端末を再起動。 コンパイル。 $ foam $ export WM_NCOMPPROCS=4 $ ./Allwmake WM_NCOMPPROCS を設定することで、コンパイルを並列実行するようにしている。 ParaView のセットアップParaView をコンパイルする。 $ cd $WM_THIRD_PARTY_DIR $ ./makeParaView エラー。 CMake Error at /home/cfd/anaconda3/lib/cmake/Qt5UiPlugin/Qt5UiPluginConfig.cmake:3 (message): Qt 5 UiPlugin module requires at least CMake version 3.0.0 CMake のバージョンが足りないらしい。CMake をコンパイルする。こちら からソースをダウンロードして $WM_THIRD_PARTY_DIR に展開する。ここではバージョンを 3.8.0 とする。 CMake のバージョンを設定。 $WM_PROJECT_DIR/etc/config.sh/paraview cmake_version=cmake-3.8.0 端末を再起動して、CMake をコンパイル。 $ ./makeCmake cmake-3.8.0 改めて ParaView のコンパイル。 $ ./makeParaView ここで、使用環境では Anaconda が邪魔するようだったので、一時的にパスの設定を外した。 プラグインのコンパイル。 $ cd $FOAM_UTILITIES/postProcessing/graphics/PVReaders $ ./Allwclean $ ./Allwmake | |
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