Miniconda のインストール2020年6月9日 | |
はじめにMiniconda のインストールについて述べる。 Miniconda は、Python 実行環境 Anaconda の最小構成である。使うパッケージが限定されていて、自分でインストールするのが面倒でない場合は、こちらのほうがよい場合がある。 環境
ダウンロードこちら から Minicoda3 をダウンロードする。 インストールファイルをシェルで実行する。 $ sh Miniconda3-latest-Linux-x86_64.sh いくつか質問される。 Please, press ENTER to continue >>> Enter を入力すると、ライセンスが表示される。 Do you accept the license terms? [yes|no] [no] >>> 問題なければ yes と入力する。 [/home/xxxx/miniconda3] >>> インストール先を指定する。 Do you wish the installer to initialize Miniconda3 by running conda init? [yes|no] [no] >>> 初期設定が必要なら yes とする。初期設定すると、~/.bashrc に設定が書き込まれる。端末を再起動すると、勝手に Miniconda3 が有効になる。 初期設定と有効化端末起動時、Miniconda を勝手に有効にしたくなければ、下記のように実行する。 $ conda config --set auto_activate_base false 設定は ‾/.condarc に書き込まれる。 手動で有効にするには、次のようにする。 $ conda activate 無効にするには、次のように実行する。 $ conda deactivate 初期設定しなかった場合は、conda のパスすら通らない。次のように実行すれば Miniconda が有効になる。 $ eval "$(/home/xxxx/miniconda3/bin/conda shell.bash hook)" ※zsh などのシェルを使っている場合は、"bash" を使っているシェルに置き換える。 手動で初期設定するには、次のように実行する。 $ conda init コマンドによるインストールコマンドでインストールすることもできる。 $ sh Miniconda3-latest-Linux-x86_64.sh -p ./miniconda3 -b -b はバッチモードである。-p でインストール先を指定する。 アインインストールアンインストールは、Miniconda3 のディレクトリを削除し、ホームディレクトリのいくつかの設定ファイルを削除あるいは修正する。
~/.bashrc の設定も削除する。 | |
PENGUINITIS |