はじめに
Windows 用 X サーバーソフト Xming を使うメモ。
使用バージョン
Xming-mesa 6.9.0.31
Xming の入手
ここ から入手。
Xming の利用
Xming の利用方法には 2 つある。
- XDMCP の利用
- Telnet での利用
XDMCPの利用
XDMCP を使えば、Linux のデスクトップ画面にログインすることができる。
- スタートメニュー [Xming]-[XLaunch]を起動。
- "One Window" を選び "次へ"。
- "Open session via XMDCP" を選び "次へ"
- "Connection to host" でホストを指定。ここではプリポストノードのIPアドレスを指定する。
- "次へ"。
- 設定を保存したい場合は "Save configuration" で保存する。次回からは保存したファイルを実行すればよい。
- ログイン画面が表示されるので、ログインする。
XDMCP を利用するには Linux 側の設定が必要である。たとえば Red hat Enterprise Linux 5.7 の場合、つぎのようにする。
- デスクトップメニュー [システム]-[管理]-[ログイン画面] で "リモート" タブを選び、"スタイル" を "簡易型" に設定する。
- root で以下を実行 (X が再起動される)。
# /usr/sbin/gdm-restart
Telnetでの利用
Telnet で X 対応のプログラムを起動して、X のウインドウを表示させることができる。
- スタートメニュー [Xming]-[XLaunch]を起動。
- "Multiple windows" を選び "次へ"。
- "Start no client" を選び "次へ"。
- "No Access Control" をチェックして "次へ"。
- 設定を保存したい場合は "Save configuration" で保存する。次回からは保存したファイルを実行すればよい。
- TelnetでX対応のプログラム (たとえば xclock など) を実行すると、ウインドウが表示される。
環境変数DISPLAYの設定が必要かもしれない。~/.bashrcに以下のように書いておく。
if [ -z DISPLAY ] ; then
export DISPLAY=$REMOTEHOST:0.0
fi
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